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みなさまこんにちは。またまたお久しぶりの記事になってしまいました。
実は2021年から2年間、イギリスの大学院に絵本の勉強をするため留学しており、その間はウェブサイトの更新をほとんどお休みしていました。
留学のことはあまり詳しくご紹介できていなかったので、今日はロンドンでの卒業制作展について書いてみたいと思います。
卒業制作展は、ロンドンのCandid Arts Trust(カンディド・アーツ・トラスト)という会場で行われました。
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展示はこんな感じです。
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私が通ったChildren’s Book Illustrationというコースには、絵本だけでなく、児童文学やヤングアダルトの挿絵を描きたい人などいろんな人が学びにきます。これからイラストレーターを目指す人もいれば、すでにイラストレーターとして活動をしている人もいて、年齢や国籍、作風もさまざまです。
皆の作品に刺激をもらい、お互いにアドバイスをしながら作品を作っていく…切磋琢磨、という言葉がしっくりくるようなコースでした。
こちらは私が展示した「The Fairy House(妖精の家)」。自分でお話を書いて絵をつけました。子どもたちがとなりの古い空き家をこっそり訪れることからはじまる、ファンタジーのお話です。留学する前からあたためていたストーリーなのですが、ようやくかたちにすることができました。
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実は、展示しているほとんどの絵本は数ページのみをカラーで仕上げてあり、あとは白黒のラフスケッチのまま。一見、未完成の作品を展示しているのかと驚いてしまうかもしれませんね。
でもこれにはわけがあって、出版社さんが絵本の出版の前に内容の編集・変更をしやすいように、見せる本は完成していない方がいいのだそう。(こういったラフスケッチの絵本は、「ダミーブック」と呼ばれています)
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卒業制作展には出版関係の方々も来られるので、この場がきっかけで新たな出版社とのつながりができることもあります。ここまで作品を作り上げて展示の準備をする日々は激流のようでしたが、心を込めて作品を作り、それをいろんな方にご覧いただくことができて本当に良かったな、と思っています。
卒業制作展のレポート、つたない文章ではありますが、少しでもお楽しみいただけましたら嬉しいです。最後までお読みくださり、ありがとうございました☺️
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